ドラマティックさに欠けてる

さよならの理由は、幾らもあるのに。

ミルクティーがどうしても飲めなくて。 ②

大人になった。働いていた喫茶店で出される紅茶を飲む毎日。ティーカップの底には溶けきれなかった砂糖はない。

 

 

好きと認めてからは戸惑いの連続だった。最初から軽率に好きだと言えるほどの想いではなかった故に、”好き”の吐き場がなかった。そして誰にこのことを伝えるべきか、そもそも伝えるべきことなのか?と悩みつつも、察しのいい友人から徐々にバレていく

(名前を口にしたことがない故になかなか誰も当ててくれなかったなぁ)

 

ジャニヲタという生き物は若い世代のグループになればなるほどめんどくさいもので、事なかれ主義な私には彼を好きだということをわざわざ不特定多数に言う必要性を感じられなかった。だから私は、私が彼のうちわを持つときに隣にいてくれる人が知っていてくれればいいと思い、わざわざTwitterで彼が好きだということをカミングアウトはしなかった。

 

クリパは一人で行った。そして、初めて龍太うちわを持った。うちわの作れない私のために、友達が作ってくれた龍太うちわ。両手に彼の名前うちわを持つだけで精一杯の私に、アンコールのたった1曲でしかファンサしない彼が手を振りに来てくれた。うちわをひっくり返しカンペを見せるのを待つかのように、何度も。すまんな、裏は無地だ。

 

あの夏と違い、彼のためにチケットを取り、彼のために大阪へ来て、彼のうちわを持ち、彼の姿を、彼だけを見れただけでも幸せだったのに、幸せのキャパオーバーすぎて帰りの電車を間違えました。迷子。ここはどこ。

 

改めてちゃんと”室龍太”という人を見て、ただの気まぐれなんかじゃなく本当に好きなんだと確信。どこが、何が、とか、うまく言えない。だからそういうことなんだと思う。うん、どういうことだろう。わからん。

 

好きが加速して迎えたのはあけおめ7公演。

ジュニア担なら避けて通れぬ「出るか出ないか問題」である。「出なかったとしてもかみやまくんいるし!」なんてただの強がりで、本当は誰よりも龍太くんに会いたかった。入り情報は回ってきたものの、やっぱり自分の目でステージに立つ彼を見るまでは不安で仕方がない。

 あぁ、来るところに来てしまったな、と少しの後悔と不安と期待を抱きながら迎えた初日のオープニング。

金髪のガラの悪そうなヤンキーいたぁ( i _ i )

あぁ、きっとこれはジュニア担の醍醐味なんだろう。こんなに誰かに会えて嬉しいと思えた日が会っただろうか。ステージに立っていることが当たり前じゃない。立っていてくれることが嬉しい。

 

そして何よりも、この7公演一緒に入ってくれたすべての友達が温かく受け入れてくれたのが本当に本当に嬉しかった。否定的どころか、龍太!いいと思う!と言ってくれたり、わざわざうちわを新たに作ってきてくれて一緒に4連してくれたり、席が後ろだからとうちわを持ってくれたり、私はなんて幸せ者なんだと新年早々めそめそしておりました。どんな席だろうと、うちわは持つことに意味があると教えてくれた7公演。更に、好きが加速する。

 

 

季節も変わり、春が来た。

☆スーパー現場ラッシュ☆の3月に私が向かったのはもちろん大阪松竹座。右手に龍、左手に太を握りしめた私は、今回は一味違うのだ。そう、何故なら!龍の裏には!初めての! カ ン ペ が !

(言わずもがな、作:友達である)

「ファンサなんて名前うちわに指さしお手振りで十分だわ」なんて歴代担当に言ってきた私が、カンペを持つ日が来るなんて思わなかった。正直今でもカンペは戸惑う。慣れねぇ・・・・

この時も、今も、龍太くんはいつもファンサをやりっぱなしではなく、喜んだ姿をちゃんと見てから去っていく。そんなところが大好きです。

 

クリパとは違い、少しだけ落ち着いて見ることができた。歌とダンスは好みじゃないものの、あぁ好きってこういうことなんだな・・・!なんて思い始めたら好きの加速が止まらない。

ちゃんと”担当”として応援しようと決め、室担へ。

しかし、スタンスは変えず相変わらずあまり人には話さずひっそり生きる。

 

そんなひっそり室担生活がひっそりじゃなくなってくるパリピポツアー

何度言われただろうか。

「ただの室担になってきてる」

「神山どうした」

「神山かわいそう」

ちょ、ごめ、いや、あの、ほら、えっと、、、うん。(?)

 

全ての公演の基準が龍太くんであり、彼のためにしか動かなかった。そんな私を大きく変えたのが、ジュニアはつかないと言われ続けた名古屋公演。目情もない、始まっても出てこない、両手に持つ龍太うちわを握りしめ願っても、2曲目が始まってからもステージには7人しかいない。覚悟はしていた。それがジュニア担だと。でもやっぱり、悲しくて。半べそ状態で龍太うちわをしまったあの時の感情は、多分一生忘れないと思う。

 

持ちなれた神山うちわを持ち迎えた3曲目、目を疑った。

ヤンキィィィイイ

 

泣いた。隣にいた小瀧の人も一緒に喜んでくれた。嬉しさ倍増した。もう彼の前にいる金髪なんて見えなくなってた。後ろにいる金髪ヤンキーしか見えなくなった。

しかも出てくるたびにポンパ→耳かけ→ポンパ→耳かけって、お前絶対裏で暇してんだろwwwwwwって感じでヘアスタイル変えてきて愛しくて泣いた。好きだ。

(アンコ待ちでふと足元を見たら神山うちわが投げ捨ててあったのは忘れたい。)

 

色々あったパリピポツアーだけど、横アリでめちゃくちゃ良い席入っておきながら、メインステージに思いっきり背を向けて外周にいる龍太くんを見てたから多分あの時からそういうことだったんだと思う。

でも、どうしたって私は神山担で、かみやまくんが大好きで。そして何より、あれだけ避けてきた”ジュニア担”としてのジャニヲタ人生に足を踏み入れる勇気がなかった。

 

牛乳が苦手な私は、飲めるようになった紅茶をミルクティーにできない。

 

 

 

 

 

 

てかティーカップの底に砂糖がなかったのって紅茶が激熱だったからだと思うんだよね??????